ロッドグリップあれやこれや!
近頃のロッド事情ですごく気になった事があります。
上から順番に
1 ダイコー アルテサーノ(昔)
2 ダイワ グランビュー(大昔)
3 アブガルシア 黒鯛(現行)
4 ヤマガブランクス(現行)
5 がまかつ 宵姫(一番古いもの)
最先端の材料で仕上げられたヤマガブランクスのロッドを使うとこれは素晴らしい。
粘りも感度も軽さも言うことなし、、、。
しかしながらこれがヤマガだっ!!ていうアピールポイントがゼロです。
もちろんロッドとしては言う事はありませんが趣味のものとして色気がありません。
一番下の宵姫はリールシートのグリップにブライヤーという天然木を配置してオシャレにしてます。
もちろんこんなもんは飾りにしか過ぎないのでいらへん、、。とおっしゃる方も当然です。
でも高価なロッドですのでちょっとは愛嬌があってもいいんじゃないかと思う軟弱です。
一番上のアルテサーノのグリップは秀逸です。コルクとEVAの配置が絶妙ですし使いごこちは最高です。
その下のダイワも圧縮コルクとナチュラルコルクをうまく使い分けていますし、バットに美しい巻きを入れています。
アブガルシアの黒鯛モデルが問題児でして、使いやすいロッドなのですがメッキレベルでグリップが歪みます。
つまりグリップの剛性が明らかに不足しています。(グリップ部分もバット部分同様にベンドする!)
細い宵姫でも同じサイズのメッキとファイトしてもびくともしません。
(多分心棒がちゃんと入っている)
昔のロッドは美しいものが多くて、メーカー別の個性がありました。
近頃のものはなべて同じように感じます。
超高級ロッドはちゃんと個性を発揮していますが売れ筋のものは見た目がすこし違うだけで
中身は同じように思えるのは軟弱が年を取ったせいでしょうか?
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